ドライアイにおける眼精疲労

IT化の急速な発展に伴い、VDT作業が一般化しVDT作業者が増大しました。厚労省が平成20年に実施した”技術革新と労働に関する実態調査”では仕事でのVDT作業で、身体的な疲労や症状を感じている労働者は68.6%、そのうち目の疲れ痛みが90.8%と最も多く、ついで首肩のこり・痛み74.8% 腰の疲れ痛みが26.8%でした。

参考資料        厚生労働省:平成20年技術革新と労働に関する実態調査委結果の概況

VDT作業はドライアイのリスクファクターの一つです。ドライアイで涙液層が不安定になると目の入る光が収束せず散乱します。そうなると焦点がずれてしまいます。そしてずれた焦点を合わせるためにに水晶体の厚さを調節しようとして毛様体筋が収縮を繰り返します。これが眼精疲労につながると考えられています。

ドライアイ治療を行うことで眼精疲労が改善するのです。