患者満足度が向上するドライアイ診療とは?講演会出席してきました。
ドライアイは慢性疾患です。定期的通院や点眼治療が必要です。ところが、治療中断されている患者さんがかなりいることがわかってきました。その背景として、待ち時間の長さ、治療満足が得られない、費用がかかるということがあります。
治療満足に関しては、医師と患者間でのドライアイの重症度に解離があり、つまり医師が軽症と診断していても患者側は自分のドライアイが重症であるという認識があるということです。これでは当然治療満足は得られません。
さらに患者さんが求めているのは詳しい説明で、ドライアイのタイプ、点眼の副作用、治療期間、治療の意義などの説明を希望していることがアンケート調査でわかりました。
詳しい説明で患者満足度を上げ、治療継続できるようにしないとと思いました。