レンテイスコンフォートの実力

レンテイスコンフォートの講演会に行ってきましたので、ご報告を。

現在白内障手術にて挿入される眼内レンズには、一か所にピントが合う単焦点レンズ、遠近両用メガネみたいな多焦点レンズ、焦点深度拡張のEDoFレンズ、そして新しいカテゴリーとなる低加入度数文節眼内レンズのレンテイスコンフォートがあります。

レンテイスコンフォートの大きな魅力は、多焦点レンズでおきるグレア・ハロー現象が生じにくいということ。保険適応であること。

グレア・ハロー現象は夜間の見え方に不都合がでます。夜間運転が多いかたには注意が必要です。レンテイスコンフォートは光学的ロスが少なくグレア・ハローが起きにくいとされてます。

さらに臨床データーでは、完全にメガネを装用しないで日常生活をおくれている人が50%、常時メガネを装用しないといけない人は30%以下。白内障術後、メガネをなるべくかけたくないというかたには選択肢が増えました。今後、長期術後経過に注目していきたいです。