ドライアイ性差

多くの研究において女性がドライアイの危険因子と報告されてます。我が国の40歳以上を対象にしたドライアイの有病率は男性が12.5%、女性が21.6%と点眼をます。性ホルモンはマイボーム腺の形態や脂質組成、脂質分泌などに影響するため、涙液の質に性差が生じます。閉経後の女性はさらに涙液層の不安定化を生じ、蒸発亢進を生じます。

これから、暖房の入る季節、ドライアイの方にはつらい季節となります。目の乾く症状がある方、適切な点眼を使用し快適にこの乾燥シーズンを乗り切ってほしいです。